77歳の伝記ライター 原田 勉
岩波アクティブ新書
『メールマガジンの楽しみ方』
原田 勉


<『メールマガジンの楽しみ方』発刊のお知らせ>2002.10.04


著者略歴 原田 勉(はらだ つとむ)

略歴 一九二五年 熊本県本渡市生れ、天草農業学校卒、仙台航空予備士官学校在学中に敗戦、一九四八年東京農林専門学校(現東京農工大学農学部)卒。日本農業新聞を経て(社)農山漁村文化協会(農文協)に勤務。雑誌編集・映画制作・出版などを経験して理事。現在農文協図書館監事。
関係団体:山崎農業研究所図書出版顧問。劇団文化座友の会副会長(退任)。東京農工大学日中友好会常任顧問。internet SOHO なずなコム顧問。日本骨髄腫患者の会会員。
著書『評伝・岩渕直助−農文協五十年史』。編著・映像・伝記作品はプロフィール参照。

このたび岩波書店から次のような本を発行することになりました。
 岩波アクティブ新書『メールマガジンの楽しみ方』原田 勉著 という本です。 (2002年10月4日発売 ISBN : 4-00-700045-X 定価:735円)
 これは、3年前から私が発行している『電子耕』という隔週刊のメールマガジンをまとめたものです。パソコンが出来なければ判らないという本ではありません。ただ、今年77歳の老人の、3年間のメール交換の感動体験をお知らせしようというものです。

 読者の声は投稿当時のメールアドレスで引用掲載のご了解を得ていますが、アドレスの変更などで承諾の返信のなかった方の文も要約を掲載させて頂いておりますのでご了承ください。主な引用は「3 読者の反響で元気をもらう」と「4 思いがけぬメールいろいろ」の章に投稿時のネームで引用させて頂きました。せっかくのご承諾をいただきながら紙面の都合でその後、掲載できなくなった声もあります。ごめんなさい。
 また、満2年目・3年目のアンケートのコメントは匿名で引用させて頂きました。ご了承ください。

 なお、岩波書店の書籍、とくにアクティブ新書を扱っていない書店も多いので、最寄りの書店であらかじめ予約注文して下さるか、岩波オンラインショップで予約し、最寄り書店で受け取り、あるいは自宅配送が選べます。

WEBからは以下のリンクから注文できます。
◆岩波オンラインショップ

岩波アクティブ新書『メールマガジンの楽しみ方』案内
または
こちらのページの右下の「購入する」ボタンを押すと注文できます。最寄りの書店を選択してお受け取りの場合は定価:735円のみ。自宅配送の場合は送料380円(代引きの場合はさらに200円)です。クレジットカード・郵便振替・代金引換が選べます。

その他のオンライン書店でも取り扱っています。(詳しくは下記に

岩波アクティブ新書45『メールマガジンの楽しみ方』10月5日発売
原田 勉 著 定価:735円 ISBN4-00-700045-X
発行日:2002年10月4日
発行所:岩波書店
http://www.iwanami.co.jp/


★2002年10月2日、岩波書店にて自著を受領。喜びの著者


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「1冊の本に込められた読者の愛」原田 勉
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『電子耕』の3年分から生まれた『メールマガジンの楽しみ方』は、多くの読者に支えられて完成しました。

 2日に出来た見本本を、つくづく見ると読者の『電子耕』に対する深い愛情と信頼が感じられました。

 少なくとも個人が発行しているメルマガに関わらず、こんなに信頼を寄せて頂いて良いのかと、もったいないことだと思いました。

 今、世の中は、虚偽に満ち満ちて、国際的にも、国内の企業や公益事業の中でさえ、何年も前から不正や偽り・不条理がまかり通っていたのが次々に暴露されています。それもいつまで続くのかと思うくらいです。

 それに比べて、『電子耕』の読者の声や編集同人の寄稿は、純粋に、お互いに信頼し、正直に事実だけを述べられていると思いました。

 この本にはスペースの関係で読者の声は何十分の一しか載せられませんでしたが、何百人かの読者に対して改めてお礼を申し上げます。

 なお、この本の初版は1万部だそうです。印税も入ります。読者からの投稿については当初から原稿料は差し上げられませんとお断りしていました。
 今までの必要経費もありますので、僅かの余剰金の一部は、ガンなど難病に苦しんでおれれる患者の会などに寄付したいと思っていますので、ご了承下さるようにお願い申し上げます。

岩波アクティブ新書(「はじめに」・「目次」紹介)
『メールマガジンの楽しみ方』 原田 勉著 

はじめに----楽しいから、感動するから続くメルマガ

 私は今年77歳、骨髄腫という難病を抱えながらパソコンを使ってメールマガジン(略称メルマガ)『電子耕』を発行しつづけています。この夏に創刊から3年を過ぎました。この間にいろいろな感動体験をしました。

 それに3年を振り返って、この本を執筆している間に血液検査の数値がおどろくほど良くなっていました。医師に聞くと「好きなことを続けていると免疫力が高くなる」ということです。まるでサッカーに夢中になって感動すると身体中が元気になるようなものです。

 この本はパソコンがわからない人でも、読んでいて面白いことが判ってもらえると思います。自分でいうのも恥ずかしいのですが、これは77歳の老人が多くの読者に助けられた感動物語です。ぜひ終わりまで読んで見て下さい。

 私が発行しているメールマガジンというのは、「電子メールで届く、新聞・雑誌のようなもの」です。電子メールができるパソコンさえあれば、誰でもメールマガジンを読むことも、発行することもできます。私のメルマガも当初は「言いたいことを言ってやろう」ということから始めましたが、読者の影響で「内容の質」が大きく変わり、3年たつと思いがけない情報が多く伝わるようになってきて、今では私自身が励まされる立場になりました。

 たとえば、南米ブラジルやアメリカからのメールがきたり、ある養鶏家からの寄稿があったりして「へーつ!」と感心しました。また、25年まえに亡くなった親友の息子さんから「お元気ですか」というまるで「仏様の導き」のようなメールが来て驚いたこともあります。さらに、17歳の女子高校生から携帯メールで進路相談が舞い込んだりもしました。

 私のような高齢者は、脳卒中・ガンなどいろいろ病気をします。そんなとき面識もないメール友だちから励まされて、「こんなに助かったことはない」という有り難い体験をしました。それから命の大切さが身にしみ、健康・食・農業情報の重要性がますます大きくなりました。

 ふつうの人は、パソコンに慣れてくると、ホームページを作ってみようと思います。実は、私もやってみました。ホームページは簡単に出来ましたが、作っただけでは読んでくれる人は少ないものです。それに比べメルマガへの反響は大きく、読者は広い層にわたり、多くの人の声を直接聞き、その日の内にお互いにメールのやり取りができます。メルマガの作者も読者もお互いに励まされます。

 メルマガの発行を続けてみて、「こんな楽しいものはない」というのが実感です。書くことで自分の考えがまとまり、表現できます。それを読んだ読者の反応で何度か「読者の声」に助けられ、多くの人から生きる勇気を与えてもらいました。メルマガ発行は、年齢に関係なく、誰でもできます。多くの読者と交流して、友達になり、いろいろな考え方や知識を知り、世間が広くなります。高齢者でも感動は向上心を生み、学ぶことが多くなります。さらに、わが人生を顧み、温故知新、将来を前向きに考える機会と勇気を与えてくれる効果をもたらします。 

 この本では、そんな感動体験をご披露して高齢者や若者のお役に立つことを願っています。併せて、これからメルマガの読者になったり、メルマガを作り、発行しようとする人のために、「好まれるメルマガの条件」と編集・発行のノウハウを「Q&A」でご案内します。

今まで発行された『電子耕』のバックナンバーは無料で私のホームページでご覧になれるようになっています。

 貴方も、これからでも遅くはない。インターネットに挑戦して、メルマガの読者や発行人になってはいかがでしょうか。

この本ができるに至ったことは、読者の一人である毎日新聞の紀平重成さんの絶えざる励ましがあったこと。並びに、岩波新書編集部の柿原寛さんとアクティブ新書編集部の山本慎一さんに貴重な助言を頂いたことによるものです。ここに改めて感謝の意を表します。

2002年7月      西東京市の片隅で  原田 勉



目 次

はじめに----楽しいから、感動するから続くメルマガ

1 メルマガを発行したい!
 一 きっかけはホームページづくり
  1 100歳の学者の生き方と長寿法を伝えたい
  2 ホームページの開設
 二 メルマガ発行を計画する
 三 週刊メルマガ『電子耕』の創刊
 四 シニアにとって、とても便利な道具

2 好奇心と伝えたい気持ちで読者1800人を獲得
一 講読申込殺到!テレビのインタビュー
 二 高齢者を応援してくれたマスコミ
 三 コラム「舌耕のネタ」のタネ探し
 
3 読者の反響で元気をもらう
 一 「涙が出てとまらない」自殺問題で交流
 二 戦争を知らない世代と日の丸・君が代問題で意見交換
 三 異なる意見の交流ができるメルマガ
 四 農業・環境問題が気になる人、将来への希望
 五 近藤康男の長寿と『三世紀を生きて』の連載
 六 満2年目のアンケート結果

4 思いがけぬメールいろいろ
一 南米ブラジルからのメール・健康日記の転載依頼
 二 玉子屋さんからのメール----「たまご事情」の寄稿者となる
 三 長崎原爆と私の親友の息子さんからのメール----仏さまの導き?
 四 携帯メールから進路相談の「爆走天使」----異世代間の交流

5「主張したい」から「励まされる」存在に
一 当初は自分の主張を伝えるために発行していた
 二 病気を契機に変わっていった内容
 三 「血液がんとのつき合い」に激励の声
  1 速かった読者の激励
  2 セカンド・オピニオンのメール
  3 近況報告の連載を始めました 
 四 高齢者だからこそ伝えられる命の大切さ
 
6 好まれるメルマガの条件
一 3年目のアンケートから学ぶ
 二 読み手と書き手の双方が楽しめる(双方向性・インタラティブ)
 1 読み手である「読者の声」に重きをおき、トップに据える
  2 書き手(編集者)としてはコメントをつける
  3 編集者・発行者は、まめにメールする 
  4 読者にプレゼントを用意する
 三 分かりやすい内容(コンテンツ)を構成する
  1 目次(インデックス)を設け、内容がわかるようにする
  2 目的を明確に、主張・提言を毎回載せる
  3 内容が具体的でイメージが鮮明に浮かぶもの
  4 原稿にストーリー性(起承転結)があること
 四 新鮮な情報を豊富に(情報力)
  1 驚くような新鮮な情報を提供する
2 常に情報を集める(新聞・雑誌・書籍・テレビ、研究会など)
  3 編集同人・情報協力者を作る(人とのつき合いも双方向性)
 五 編集者・発行人の心構え
  1 編集者はお助け役と心得よ 
2 サポートしてくれるアシスタントを確保する
  3 締め切りを守り、定期発行する
 
7 誰でも作れるメルマガQ&A

おわりに----いかに生き、いかに老いるか

・参考資料、関連リンク(略)


★取扱オンライン書店

『電子耕』マスコミ登場履歴


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発行 2002年10月4日

岩波アクティブ新書
http://www.activeshinsho.com/


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