『電子耕』No.102-2003.02.06号

『電子耕』*********************************************************
隔週刊「77歳が送る農業文化マガジン『電子耕』」 第102号    
−健康・農業・食・図書・人物情報・高齢者と若者の交流誌−
http://nazuna.com/tom/
2003.2.6(木)発行 西東京市・ひばりが丘 原田 勉
*************************************発行部数 1862 部***********
<キーワード> 
 健康・食べ物・農林園芸・図書を中心とした雑学情報を提供し、庶民の歴史
も残す。高齢者と若者の交流ミニコミ誌。お互いに情報を交流しましょう。
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交通新聞社 発行『散歩の達人』2003年2月号 (店頭売りは2/19まで)
  ●吉祥寺・三鷹 特集号
http://www.kotsu.co.jp/book/bk_idx31.htm
の92・93ページ
連載:THE軍事遺跡2003●旧発動機試運転工場(取材・文:飯田則夫)

に戦中の徴用工として取材協力しました。是非お読みください。
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◎お願い「<読者の声>の投稿規定・メールの書き方」
1、件名(見出し)を必ず書くこと。読みたくなる見出しを簡潔・明瞭に。
「はじめまして」は省略して、言いたいことを具体的にズバリと書き出す。
2、氏名・ハンドルネームは、文末ではなく始めの方に書く。
3、1回1テーマ、書き出し・本文・結論を10行位にまとめる。
4、送信する前に、何を言わんとするか、読み返し、推敲することが大切。
5、ホームページを持っている人は、文末にURLをつける。
(★NEW)6、JIS X0208 規格外の文字(機種依存文字)のチェックをする。
http://www.chem.sci.osaka-u.ac.jp/networks/check/jisx0208.html
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□ 目 次  □----------------------------------------------------
<読者の声>坂本さんから、中原さんから、清水さんから、田原さんから、レ
モングラスさんから、畠山さんから、
<舌耕のネタ>「反戦の思い」伝えたい!(原田勉)  
<丹羽敏明の戦争体験>2、兵隊は消耗品だった 
<中国の12億人の食生活>中国料理と中国農家料理の違いとは 栗田庄一
<日本たまご事情>タマゴとコレステロール 愛鶏園・斎藤富士雄
<森 清の読後感>「悠久の思想ドラマ」J・ゴンダ、鎧淳訳『インド思想史』
岩波文庫、02年12月刊
<70歳からの病気>2、過信と多忙で脳内出血、原因は高血圧(原田)
<元気な農業・元気なくらし>1、地産地消の都市農業が日野市にあった
<農文協図書館HP更新情報>近藤康男文庫目録その1
<私の近況報告>1月23日〜2月6日(104歳の気力を頂く)
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<読者の声>(お断り:最近視力が極端に落ちました。そのため従来メールが
きたらすぐ返信していましたが、それが出来なくなりました。今後メルマガ
『電子耕』だけで返信いたしますので、ご承知ください)
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■1/23 坂本さんから:
大寒に入って4日101号が入りました遅まきながら原田様あけましておめでとう
ございます。ずっと御無沙汰していますが昨年10月始めの岩波書店本社の山本
さんとのお写真を拝見し早速地元の書肆にアクテイブ新書を入手してよりのこ
の3ヶ月のめまぐるしい事、電子耕も新しい仲間が増えてさぞかし嬉しい悲鳴
を上げておられることと忖度致しておりました。それにこの新年早々戦争を語
り継ぐの特集と時宜に適した心憎き企画の数々もう息もつかせずとはこのこと、
万感を込めてとりあえずの挨拶をおくります。

●原田から:メール有り難うございました。今後もメールお願いします。
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■1/23 中原さんから:
原田さんのお体に、そんなにたくさんの病歴をお持ちとは知りませんでした。
若い時の無理が有ったのでしょうか。
これまで、大変多くのことで、きめの細かいお世話を頂き、改めて感謝です。
くれぐれもお体にお気を付け下さいませ。
12月で農中総研を辞し、今はJAちばみどりでの野菜の安全/安心対策にか
かる営農企画推進のお手伝いに、1月から専念してます。
シルバーボランタリアとしてどこまでお役に立てるかやってみます。
今年は、寒いですからくれぐれもお気をつけられて。寒さは、免疫力の大敵で
す。

●原田から:メール有り難うございました。千葉からの報告楽しみにしていま
す。

> 原田さんのお体に、そんなにたくさんの病歴をお持ちとは知りませんでし>
> た。
> 若い時の無理が有ったのでしょうか。

何処の世界にもあることです。貧乏人が、向上を目指すとき付き物です。老人
になって率直に言えるようになっただけです。
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■1/23 清水さんから:
『 電 耕 掲 示 板 』
http://6201.teacup.com/tom/bbs
から:●若年層は現代日本の棄民だ---(1)

メルマガ THE MINKEN(清水良太の増尾発24時)NO. 32
http://www.melonpan.net/letter/backnumber_all.php?back_rid=146512
掲載記事と同文ですので紙面の都合上略します。

●原田から:自由民権運動は政府与党にたいして民権を主張するものだと思い
ます。『電子耕』の読者にはあなたの主張は筋違いと思いますが、これでは貴
方のメルマガは増えないのではないでしょうか?みなさんいかがですか?
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■1/29 田原さんから、
はじめてメール差し上げます。

先日、貴殿の著書「メールマガジンの楽しみ方」を、たいへん興味深く拝読い
たしましました。
私は、物流企業で社内のメールマガジンの作成・配信を担当しています。発行
してから1年が経過しましたが読者数が約330人で横ばいの状態が続いてお
ります。
なんとか読者数を増やし、もっと当社を皆様に知っていただきたいと思ってい
ます。
ずうずうしいとは思いますが、何かよい方法はないでしょうか。
ご指導よろしくお願い致します。

富山県トラック株式会社
http://www.kentora.co.jp/

●原田から:読者330人とは立派なものです。読者を増やす方法は参考文献
にあげた『メールマガジンのつくり方』『メルマガ情報発信術』に出ています。
要約すると読者に役立つ情報を提供することでしょう。
私のテクニックは、本にも書きましたが、
『電子耕』*「好まれるメルマガ、継続の条件」 2002.7.1.
http://nazuna.com/tom/020701mg.html
(なかなか実践となると難しい、自分への戒めでもあります。)
と、あとは、マスコミ登場履歴
http://nazuna.com/tom/mascomi.html
にもあるように、マスコミへの手紙による熱心な売り込み(ニュース素材の提
供)の結果たまたま取り上げられた(ニュースバリューがあった)からだと思
います。
どうぞ、マスコミが注目するようなイベントや企画もお考えください。
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■1/31 レモングラスさんから、
『 電 耕 掲 示 板 』から
原田様の当時の国に対する気持ちや状況を正直に話してくださり、ありがとう
ございます。
今の日本の庶民で戦争に賛成する人は殆どいないと、勝手に解釈してましたが、
それは独りよがりかもしてません。今、イラクでまさに戦争の危機が高まって
いますが、中学生の息子に、アメリカが戦争することをどう思う?と聞いたと
ころ、「わからない」とのことでした。
「戦争は兵士が犠牲になるだけではなく多くの悲劇が続くことになるから絶対
反対だよ。」と私は話したのですが、考えてみると、TVや新聞などでしょっ
ちゅう報道されているのに、それについての家族の考えを聞いたことがありま
せんでした。
特に、私たちの世代は親の世代の体験を聞いたりしていますが、子供世代は教
科書で読んだ程度で、しかもTVゲームなどバーチャル世界での争いゲームに
接しているので、戦争を”ひとごと”としか感じていないと思います。
語り継ぐことは大切ですね。私も実家に行ったら、母に当時のことをもう一度
話してもらおうと思います。母は当時女学生で、名古屋の工場に学徒動員され
ていました。わたしが子供に時に見せてもらった記憶では、当時に日記には、
食事のメニューがよく書いてありました。常に空腹で、ほかに楽しみもなかっ
たのでしょうね。

原田から:再度の投稿「話合い」ありがとう。私も中島飛行機に徴用されてい
たとき女子学生も動員されていました。ぜひお母さんに当時の話を聞いて投稿
して下さい。お願いします。イラク戦争は余所ごとではありません。
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■2/1 畠山さんから、
いつも楽しいメールをいただきありがとうございます。
すばらしい生きかたを教えてくださり敬服しています。
今後ともよろしくお願いします。
流感が流行っています。くれぐれもご自愛ください。
2月1日よりアドレスが変わりました。

●原田から:有り難うございました。アドレス変更しました。

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<舌耕のネタ>「反戦の思い」伝えたい!(原田勉)  
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 毎日新聞2月1日朝刊によると「米国の多くの女性が戦争に反対しているこ
とをイラクの人々に伝えたい」と12人の女性がイラクに向け出発したという。
米国の市民団体「コード・ピンク、女性の平和監視」のメンバー代表は出発前、
「戦争の目的は対テロではなく、石油の権益確保だ。湾岸戦争がそうだったよ
うに、戦争で被害を受けるのは女性や子供です。イラクの市民に対する戦争を
許せない」と話していた。
http://www.mainichi.co.jp/universalon/narration/200301/31/01rtm053-300.html

 一方、日本の外務省は、米国がイラク攻撃を始めれば「支持」を表明する方
向で政府内の調整に入った。2月5日の毎日新聞によると「米国がイラク攻撃
を始めたら、『支持する』と言って下さい。その一言で日本の仕事の8割は終
わりです」。1月下旬、首相官邸を訪れた外務省幹部は小泉純一郎首相に進言
した。と報じている。

 日本と日本人にとって、今回のイラク問題は何をどう考え、どう行動すべき
なのか。ブッシュ米政権は攻撃姿勢を強め、フランスやドイツは攻撃回避に動
いている。日本国内世論はイラク攻撃に否定的であるが、中曽根元首相はイラ
ク攻撃が起きれば日本は新たな法律の必要を強調し、米国支援をすべきだと言
う。また、北朝鮮問題は日本にとって死活問題であり、米への協調を忘れては
ならない。と言う(毎日新聞2月5日号参照)。

 戦争になると勇ましい主張が優勢になるのは60年前の日米開戦のときもそ
うだった。満州は日本の生命線だという主張もあった。私はそれに乗せられて
「進んで戦場に行くことを願った」。再び戦争の過ちを繰り返してはならない。

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<丹羽敏明の戦争体験>2、兵隊は消耗品だった 
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昭和19年8月4日、門司港を出帆した私の乗った輸送船は、伊万里湾で四十数
隻の船団に組み込まれ、フィリピンを目指した。

途中台湾の高雄に寄港の後、バシー海峡を通過中に台風圏内に突っ込み、墨汁
を流したような怒濤逆巻く深夜に敵潜水艦の攻撃を受けた。小山のような大波
に翻弄される船の甲板上で、私たちは救命胴衣を着けて船の手すりにしがみつ
いていたが、爆雷を落とすたびに船腹が激しくふるえて(戦時中の粗製濫造船
のため鉄板などは薄いものを使って間に合わせていたようだ)、今にも沈没す
るかと思った。周りの海上には魚雷の餌食となった僚船の火柱が次々と立ち上
がり、魚雷の命中音と爆雷の炸裂する音が入り交じり、私たちはなすすべもな
く真っ暗な海を見つめていた。十中八九助からないと覚悟した。この辺はサメ
が多いと聞かされていたことを思い出し、サメだけはごめんだなと思った。

どれくらいの時間が経ったのか、いつの間にか音がしなくなり周りに明るさが
漂っていた。海上を見渡して唖然とした。僚船は半数近くになり護衛艦の姿も
見えない。目に見えた火柱の数から言って多くは撃沈されたとしか思えない。

台風は通過したもののまだ波は荒く甲板には船酔いになったものが青ざめた顔
をしてうずくまっていた。私たちの寝るところは船室ではなく船倉であった。
3畳くらいのスペースに茣蓙を敷いて、その上に各人の装具をおいてあるので
全員が寝ることは出来ない。はみ出した者は甲板のどこか適当な場所を見つけ
て寝ることになる。便所は甲板に7〜8人分用のものが設備されているがそれ
だけでは到底足りないので、舷側に仮の便所(人一人がしゃがめる程度の大き
さの木箱の底から糞尿を落とすように仕掛けた箱を、船の手すりにロープでく
くりつけたもの)を5〜6個設置して合った。しかしそれらの前は船酔いや下
痢患者にいつも占領されていた。この仮設便所は用をたすときしっかりつかま
っていないと、船の揺れで海に落ちる恐れがあった。事実落ちた者がいたらし
い。それは事故ではなく故意に落ちたのだとも噂された。

飲み水は飯盒の中蓋に1日一度配給されるだけだったので水筒に溜めてチビチ
ビ飲むことにしていた。なにしろ船倉は蒸し暑く、甲板には風はあるがかんか
ん照りなので喉の渇きは尋常ではない。だから水筒の水は貴重なのである。そ
の水筒を夜中に盗む不届き者がいたり、甲板に敷設してあるパイプから噴き出
す蒸気を飯盒に溜めて(水滴だから溜まるまでかなりの時間を要した。下痢を
するから飲むなと言われていたのでうがい用に使った)。水浴は全く出来なか
ったので、体はシラミだらけになっており、昼間はもっぱらシラミつぶしに熱
中したが、これはいい退屈しのぎになった。

 当時バシー海峡は南方戦線への補給の要路であり、物資はもちろん内地や満
州・朝鮮からの転属兵を満載して頻繁に航行していた。これがすでに制海権を
握っていた米軍潜水艦の好餌にならないわけはない。だから私たちの船団の前
後に出発した船団を例外なく攻撃を受けていた。唯一シンガポールまで何事も
なく運ばれたのは、私たちより少し前に呉港から「戦艦・大和」で輸送された
者だけである。以後「大和」を輸送船代わりに使うことはなかったようである
が、恐らく当時日本軍としは輸送人員の100%目的地到着は不可能と分かって
いながらも、多大の犠牲を覚悟のうえで強行せざるを得ない戦況だったのでは
ないか。戦争に危険は付きものとは言え、まことに残酷な話しである。まさに
“まさに兵隊は消耗品”だったと言わざるを得ない。

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<中国の12億人の食生活>中国料理と中国農家料理の違いとは 栗田庄一
1/25━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■「中国料理」と「中国農家料理」の違いとは?

中国13億人の食生活がこれからどうなるか。
13億人のうち9億人が農業に従事しているという中国の農業・農村の動向が、
21世紀半ばには総人口100億人になると予想される世界の食料事情を大き
く左右することはまちがいありません。
中国農村部の人々が自給を土台とした伝統的な食生活をどこまで大事にしてい
くか。このことが世界の食料情勢のカギを握っています。
いま食料自給率40%の日本は、決して褒められない食料輸入大国(人口は世
界の60分の1で世界の食料貿易量の10%をかき集めている)。中国は、こ
こ何年かの好天による豊作で食料自給率100%を維持できているようですが、
工業優先で金儲け近代化路線をすすめ、農村をアメリカ型ファーストフードが
席巻すれば、たちまち自給率は急降下するでしょう。

そんな問題意識で、中国ウォッチングをしていますが、身近に取材対象がいる
ことに気づきました。農文協の中国支援部に勤務している中国出身の葛嵐屏さ
ん。小学生の子どもがいるお母さんです。
以下は葛(日本語読み:かつ)さんとのメールのやりとりをまとめたものです。

(栗)ひとつだけ聞きたいことがあります。
日本にも「中国料理店」がたくさんあります。
北京にも高級中国料理店があると思いますが、そこのメニューと農村の日常料
理はちがうのではないか。

(葛)まったく違いますね。もっとも違うのは、農村の日常料理にはやはり、
時間的には「旬」があるし、空間的にはその「土地の味」があります。そして、
その時間と空間にまつわる話や行事や農事などの「文化」があります。中国料
理店も旬や土地柄を演出しますが、基本的には、いつでも出るメニューが中心
でしょう。腕のよい料理人の作った料理なら、いわゆる、料理の中に季節や産
地が生きるかもしれませんが、農家料理は季節と産地の中で生きているのです。

たとえば、私の地元、浙江省紹興では、春は田んぼの蓮華草、野原の野草、山
菜(すみません、具体的な名前の日本語がすぐ出ません)。夏は夕方に取る畑
のトマト、あぜにある枝豆、夜になったら田んぼのうなぎを取ってくる。秋に
は山から掘るサツマイモ、池のレンコン、中国では秋は栄養のあるものを食べ
て体力を回復する季節なので、自分の家に飼っていて肥ってくるアヒルとかも
食べます。冬はダムの中で大きく育った魚を村人で一緒漁をしてひとり当たり
何キロとかで分ける、自家育成の豚もちょうど成長して食べごろです。半分は
売って、半分は親戚で分けたり、塩漬、醤油漬、あるいは料理して、お正月に
お客様と食べる。それと、季節ごとに行事料理とかありますね。私の日本語で
は表現できませんが、風物詩みたいなものですね、農家料理は。農家は明日何
を作ろうかなとあまり考えないようです。忙しい日常の中で、その土地の伝承
料理が自然と出てくる生まれるのです。楽しかったなと思うのは、大きくなっ
て、故郷を離れたあとです。

(栗)もっと地域ごとに「伝統食」があり、美味しいものがあるのではないか。

(葛)たくさんありますね。浙江省紹興では、魯迅が小説に描写している料理
「臭い豆腐」とかありますし。それは紹興酒に合いますね。北京の人には美味
しいと思われないかもしれませんが。

(栗)また、日常料理とおまつりの時などの「行事食」は違うのかもしれませ
んね。

(葛)結婚式のお料理、お葬式のお料理、各地で違いますが、決まりがありま
す。時代によって数は豊かになって行きますが、味が落ちたりする場合もあり
ます。このごろ、都会のレストランで結婚式をあげる人が増えています、少し
話しは違いますが。

(栗)レストランの「中国料理」と、中国の農家の「日常料理」と味付けなど
はどう違うのか。

(葛)どちみち、日常料理はさっぱりしていて、私の子供いわく、味がはっき
りしていて、後味がよい。食べたあと、話題になる。隣近所のもらいあいも頻
繁にあるし、コミュニケーションの役割も果たしていますね。中国料理も種類
が多く、大きく8種類があります。四川料理は辛いとか。レストランの「中国
料理」は油っこいでしょう。贅沢な話ですが毎日食べると飽きてきます。日本
の中国料理は少し和風ですね。それは日本という土地に適しています。

(葛)一度中国の田舎に行って食べてみてはいかがでしょうか。あ、そう、斉
藤さん(農文協の中国支援部長)は去年11月中国の農家料理を食べたんです。
ま、お客様を招待する料理なので、少しレストラン風かもしれませんが。まず
餃子(ギョウザ)は家で作る味とレストランの味は全然違いますよ。ギョウザ
なら、私も自信もってご招待できます(笑)。一度作ってみましょうか。

(栗)「(高級中国料理と農村の日常料理とは)まったく違いますね」と言う
ことなら、その総体を記録することが必要ではないでしょうか。
「いま記録しないと永遠に失われてしまう」とは、農文協が「日本の食生活全
集」を企画したときの思いですが、中国でも、「中国の食生活全集」を国家的
プロジェクトで企画・調査・編集すべきじゃなかろうかという思いが強くなり
ました。

(葛)まったくおっしゃるとおりだと思います。

(栗)中国にはすでに全国の(地方の)伝統的食生活の記録(写真と聞き書き)
があるのでしょうか。

(葛)定年になったいわゆる文化人たちがいま地方誌を編集したりする段階で
すね。食生活の記録はこれからだと思います。

(栗)これからやるとすれば、「日本の食生活全集」の調査のときの調査表や
マニュアルが参考になるだろうと思います。農文協が、農業技術だけでなく、
文化としての「地域食」の調査・伝承を支援したいものです。

(葛)やるチャンスが訪れたら、農文協の力が生かされると思います。

(栗)まあ、そんなレベルでなくても、葛さんのふるさとの「うなぎ・アヒル・
豚」はどんなふうに食べるのか、知りたくなりました。レストランの味と全然
違うという「家でつくるギョウザ」の味も体験したくなりました。
葛さんが講師で、赤坂で土曜の午後にでも、「ギョウザつくり講習会」をやり
たいですね。我々も「総合的学習」「国際交流」をやるべきなんです。

(葛)あ、楽しそう。いつか企画なさって、やりましょう。

<追記>あとで知ったのですが、葛さんは、東京都下の西東京市保谷第二小学
校で「中国家庭風手づくりギョウザ」の講師として、「総合的学習の時間」に
呼ばれて、つくり方を教えていたのでした。

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<日本たまご事情>タマゴとコレステロール 愛鶏園・斎藤富士雄
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原田先輩 ボルネオ島やらあちこちぶらぶらしてきた話が続きましたが、ここ
らで本職のタマゴの話に戻ります。
齋藤 富士雄

<日本たまご事情>タマゴとコレステロール
歳をとってくるとたいていお医者さんにコレステロールの多いタマゴの取りす
ぎに注意しましょうと言われる、たまご屋の私は悔しくてなりません。おそら
くタマゴ、コレステロール、動脈硬化、心臓病,脳卒中、、という呪文が未だ
に多くのお医者さんの頭にあるのだと思います。
世界で一番タマゴを食べている日本人が、その2/3以下しか食べていないア
メリカ,ヨーロッパの人達よりも心臓病が少ないのはどうしてでしょう。

1960年代、かってアメリカは一人年間400ヶのタマゴを食べていました、
アメリカに心臓病が多いのはコレステロールの多いタマゴのせいだと攻撃され
て、2000年には220ヶに減少してしまいました、しかし心臓病の死亡率
は依然として第一位です。
アメリカにおける大規模な疫学調査の結果、日本人がタマゴを335ヶ食べて
いるにもかかわらず、心臓病が少ないのは結局食事のバランスが良いのであっ
てタマゴと心臓病とは関係ないことが分りました。そのため近年アメリカのタ
マゴ摂取量は236ヶと回復してます。

たまご屋の私が言うと我田引水と思われで説得力がありませんが、幸いなこと
にタマゴについてダントツ人気のあるWEBサイトがあります、これを作って
いる高木さんはNTTの技術者で公平な消費者の立場を貫いています。その彼
がそのサイトに最近「コレステロール研究所」
http://homepage3.nifty.com/takakis2/col.htm
を開設し、ここに初級から上級にいたるまで内外の関連論文を集めてあります。
お医者さんにタマゴとコレステロールを注意されたら、是非一度ここを訪ねて
下さい。

齋藤 富士雄
(株)愛鶏園
http://www.ikn.co.jp/

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<森 清の読後感>「悠久の思想ドラマ」J・ゴンダ、鎧淳訳『インド思想史』
岩波文庫、02年12月刊
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J・ゴンダ、鎧淳訳『インド思想史』岩波文庫、2002年12月刊
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/X/3326610.html

「悠久の思想ドラマ」
 
 十分にわかっていない本を紹介するのは失礼な話ながら、読後感を記してお
きたい。
 訳者はこの本の「解説」で本書の存在を渡辺照宏『仏教』(岩波新書、1956
年)で知り、留学して著者ゴンダに随い、さらに帰国後渡辺に本書の日本語訳
を薦められたと回顧している。
 私は30代始めに、その『仏教』1963年の12刷本を読んで、新鮮な「仏教」の
考え方に感動して著者に私淑した。ゴンダのこの本を渡辺は、「仏教の解説は
要を得て正確」と評価していた。その良書を読めるとあってうれしかった。新
しい年の読み始めの本にこの本を選んだのは、自分の青春への挽歌でもあった
のかもしれない。確かに長生きはするものである。

 著者は、インド人は「優勢な自然に」畏れを感じて多くの神々に助けを借り、
ギリシャ人は「人間が万物の尺度」と受け止めていたという。この違いは、前
者が霊感を大切にし、後者が知性を重視する思想風土を育んだのかと思う。い
ま西欧合理主義は、知性だけではならぬと、東洋の不思議さを大切にする思想
に傾斜している。そういう時代背景を頭において本書を読むと、難解ながら読
み進めることができよう。

 インドでは古代から、輪廻をどう絶ち切るかを大きな思想主題にしてきた。
宗教は行為が主だから、解脱の手段を柱に成立する。インドではヨーガをその
有力な手段とした。著者によるとヨーガとは、「訓練された行為、または一定
の方法に基づいた緊め、練成」の意味だという。そこから、「救済道として、
仏教もやはり一個のヨーガ教程である」となる。
 つまりインドのインド教、ジャイナ教、シバ教、仏教などは、ヨーガを中心
にした解脱手段を基盤とする考えと生きかたという点で一括りにできる。
いまインド教と言ったけれども、これは本書で訳者がHinduismをそう訳してい
るから使ったのである。この語は、一般にはヒンドゥー教、あるいはヒンズー
教と訳される。直訳すれば「インドの宗教」となるそうだ。だから、その中に
は仏教も含まれると考えて誤りではないということになる。

 インド教は西暦紀元前1500年頃に始まり、その聖典「ヴェーダ」の前1200年
ころ成立のものに初期の教えがうかがえるそうだ。そうしてヴェーダによって
教えを説き、宗教的行事を取りしきるバラモンが共同社会を維持してきた。そ
の共同社会に疑問を感じる者たちが種々の批判勢力となり、前500から400年に
はゴータマ・ブッダが苦行を退け、涅槃を求めて修行を積んで仏陀、覚った者
になろうと呼びかけて仏教を成立させた。彼は、それ以前のインド教に批判的
で、一派を挙げたと言える。

 現在のインド教は、仏教にやや遅れて紀元前300年くらいに始まり、後300年
くらいで形整ったとされる。だからインド教でゴータマ・ブッダは、聖者の一
人とされている。
 本書は古代から紀元後300年くらいまでを扱っている。
 紀元後300年頃にインド教は、「人生の三大目的」と「人生の四住期」を強
調するようになって信者を多くつなぎとめることとなった。
 三大目的とは、「自己の本務(dharma,法)、実利(artha)、性愛(kama,
性的満足、とりわけ愛人との情交)」であり、それを追求すべしという。
 人生の四住期とは、「若年期には純潔を守り、ヴェーダの学習に努め(学生
期)、青年・壮年期には一家の家長として活躍し(家住期)、老年に至って人
里を離れ(林住期)、最期に遊行者としての生活を送る(遊行期)」という考
え方、実践法である。

 インドで仏教は、あまり人気がない。仏教は、自己の本務も実利も、まして
性愛などはもってのほかと尊重しない。「全てに離れよ」と説く。だから、人
生の三大目的の追求を説くインド教に比して人気が出ないのかもしれない。
「この世は苦悩である。故に、それを離れよ。永遠でなく、有限な一切のもの
を離れよ。ここに仏陀の説法の弱点がある。」著者の見解だ。そうかもしれな
い。

 本書は、ほぼ55年前に書かれたものである。それ以降に学問上も思想上も多
くの発見や変化があろう。それを検証しながら読まねばならないはずだが、一
般読者にそれは不可能である。そのことを承知して、大きな流れを読み取るこ
とに専心すれば、有意義であろう。
 次回は、渡辺の『仏教』を読んでみたいといま再読している。

森 清
http://homepage2.nifty.com/morikiyoshi/

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<70歳からの病気>2、過信と多忙で脳内出血、原因は高血圧(原田)
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74歳、1999年1月1日は近藤康男先生の100歳の誕生日。秘書の仕
事はマスコミ対応や祝う行事で忙殺された。百歳でも農文協図書館に毎日通勤、
日曜日には家庭菜園で農業、と新聞・雑誌に掲載される。但し難聴と弱視のた
め私は通訳となって付き添う。かねて準備していた写真や生い立ち、百年の業
績をホームページに立ち上げる。併せて伝記ライター原田勉のページも開設し
た。
 さらに、若者に負けまいと、7月週刊メルマガを発行した。
「74歳が送る農業文化マガジン『電子耕』」
http://nazuna.com/tom/denshico.html 
「最高齢のメルマガ」とNHKや朝日・毎日新聞に取りあげられた。毎週1回
の発行、眼底出血をはねのけて、中国・雲南旅行もした。友人の会社の30年
史も引き受けて各地支社訪問出張の直前、突然、酒の席で左手の握力がなくな
り、コップを取り落とす。脳内出血だった。即日入院。右脳に10円銅貨くら
いの出血だったが幸い運動中枢を僅かにはずれ、左半身マヒの後遺症が少し残
るが1カ月半で退院。

 ここで助けらてくれたのはメルマガの読者・友人。多くの励ましを受けて静
養。受託出版も図書館勤務も半減してメルマガも隔週刊にした。

原因はハッキリしている。調子にのって多忙を自慢していた。過信と高血圧
の自己管理が不十分であった。眼底出血の原因と同じ動脈硬化である。

 70歳過ぎたら、脳卒中や心筋梗塞を考えるべきだった。動脈硬化も多種多
様である。しかし、対処の仕方は同じである。私の場合は高血圧症である。朝
1回飲んでいた降圧剤を夕食後も1回と増やして最高140以下、最低90以
下にする。その後、週1回鍼灸治療を続けている。

 今年の1月24日、T脳神経外科病院で動脈硬化の進行を測定する「血圧脈
波検査」を受けた。解析結果は、血圧最高122、最低75で正常。動脈の詰
まりは正常。動脈の硬さは、同年代に比較して600ミリ以上高値で生活習慣
の改善と定期的に検査するように勧められた。

 一般的注意は、睡眠時間を適正に。喫煙をしない。適正体重を維持。過度の
飲酒をしない。定期的に運動をする。朝食をとる。間食をしない。ストレス・
悩みを溜めない。特に糖尿病・高脂血症・通風などの人は正常値を保つように
注意すること。
私は、1日1時間以上は、歩くことを実行することにしている(続く)。

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<元気な農業・元気なくらし>1、地産地消の都市農業が日野市にあった
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■元気な農業・元気なくらし(1)
元気な「地産地消」の都市農業が日野市にあった

都市化のなかに残る農地が、足りないといわれる時代。その農地の担い手がど
んどん元気になる時代こそ、新しいくらしの豊かさが市民生活に根付く時代だ
といってよいでしょう。

1月29日の午後、東京都日野市の「日野市農業経営者クラブ」に招かれて、
お話をしてきました。日野市は、都心から約35km西、中央線立川駅の次の
日野駅が玄関口。人口16万6000人(世帯数7万戸)、都市化がすすんだ
ベッドタウンです。
地図をながめると、東京都のほぼ中央にあります。北側に多摩川、市内中央を
その支流の浅川が東西に流れており、かつては田んぼも多く、東京都のなかで
も有数の穀倉地帯として知られていました。

日野市では、農地が次々と住宅地へ変わっていくなかで、これ以上農地を減ら
さずに「農あるまちづくり」をすすめようと、平成10年3月に「日野市農業
基本条例」を全国で初めて制定し、都市農業を守り、農家と市民を結ぶ取り組
みを続けています。
とくに小中学校の学校給食への地元農産物(野菜や果実・米)の供給、いわゆ
る「地場産給食」はすでに20年の実績があり、この取り組みは、農水省提唱
(農文協が事務局)の「地域に根ざした食生活推進コンクール2002」に於
いて、優秀賞を受賞しています。

都市農業としての特色をいかした日野市の農業。田んぼが37ha、畑が193
ha(うち樹園地が39ha)。専業農家が31戸、兼業農家が360戸。合わせ
て391戸の農家は、貴重な緑の空間を保全するだけでなく、新鮮な農産物の
供給者として市民に欠かせない存在になっています。

日野市内には、農家個人の直売所が103カ所あります。JA東京みなみの日
野・七生支店と日野市市民生活部産業振興課が発行した「日野フルーツ&ベジ
タブルマップ」という直売所のガイドブックには、農家の名前、電話番号、直
売の時期・時間、販売作物が、所在地の地図とともに紹介されています。
この農家直売所のほか、共同の直売所が2カ所、それに「即売会」と名づけて
いる青空市が4カ所で毎週火・木・土曜の午後に開かれています。農家が軽ト
ラで広場に乗り付けて、荷台が採りたて野菜の売り場になる。そんな場所が近
くにあるといいなと思いませんか。
首都圏の市で、こんなに多くの農産物直売所があるのは、日野市が1番ではな
いでしょうか。

私は千葉県の柏市に住んでいますが、まだまだ直売所は少なく、農家と市民の
距離は遠い。柏の農業は特産の小カブとネギ、それもほとんど市場出しで、農
業・農地が市民のものになっていない。

日野市は果樹栽培も盛んで、昔から多摩梨の産地(いまは晩生の新高が多い)。
ブドウは高尾という他ではあまり手に入らない品種。近頃増えているのはブル
ーベリーのもぎ取り園。リンゴもあります。果樹のほかトマトも「ファースト
系」のとんがりトマトをつくっているグループも。いずれも市場出荷はゼロ。
味の良さでお客がついた庭先売りやおすそ分けの宅配便でさばけてしまう。
つまり、日野市の農産物は27校ある小中学校の学校給食と市内の直売で売り
切れてしまう。まさに地産地消のモデル地域なのです。

そんな都市農業の先進地日野の農業経営者の集まりに呼ばれたのですから、
「釈迦に説法」かなと思いつつ出かけたのです。市役所内の会議室に40人ほ
どの農家と市の関係者が集まっていました。
「食農教育」について話してほしいという依頼で、農文協の「食農教育」への
思いや学校へ出かけての体験談を話したのですが、話ベタのせいもあってあん
まり受けませんでした。受けたのは(身を乗り出して話を聞いてくれたのは)、
買い物袋からあるものを出してからでした。(次号へ続く)

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(社)農山漁村文化協会 提携事業センター 栗田 庄一
〒107-8668 東京都港区赤坂7−6−1
TEL.03-3585-1144 FAX.03-3585-6466
kurita@mail.ruralnet.or.jp

<注目情報>
子ども農業体験推進フォーラム2002開催
2月7日(金)PM1:00〜4:30 東京都大手町JAホール(JAビル9F)
第一部 子ども農業体験活動コンクール表彰式
第二部 パネルディスカッション
「土日活用」「学校と地域のパートナーシップ」など現場課題テーマに、継続
的な取組みを支える仕組みについて討論します。詳しくは農文協のHPをご参
照ください。
http://www.ruralnet.or.jp/taiken2002/

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<農文協図書館サイト更新情報>近藤康男文庫目録その1
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新規収蔵図書
http://www.ruralnet.or.jp/nbklib/book/01new.html
近藤康男文庫目録その1(22ページ)
http://www.ruralnet.or.jp/nbklib/book/071kondoubunko1.html

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<私の近況報告>1月23日〜2月6日(104歳の気力を頂く)
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 前の号で21日、近藤康男先生の自宅にエッセイの原稿を頂きに行くと書い
た。「図書の保存法は図書館が最高」戦時中、大切な図書を疎開先で全焼した
失敗などの内容である。もう一つは「チュウネンの労賃論」農業経済論の補足
である。104歳で気力は衰えず。ともにワープロ入力して校正して貰う。 

1月23日、104歳の先生の原稿をワープロ起こし、お宅にファックスで送
信する。その課程で超高齢とも思えない執念・気力に恐れ入る。記憶は少し衰
えを感じるが、このくらいは80歳の人並である。

25日、その初校刷りを手紙でうけとる。追加訂正は記憶がよみがえって正確
になっていた。27日さらに再校を見て貰う。また手が入った。

29日、「チュウネンの労賃論」を阿部正昭さんに協力してもらって読み下す。
先生が25歳のときから研究され、1928(昭和3)年、『チウネン孤立国
の研究』を出版されて以来75年、重要視され続けてきたテーマである。

30日、自宅で仕上げて、初校正刷りをファクス送信する。おかげでこちらも
呆けて居られない。

2月3日、近藤康男先生の自宅へ初校刷りを頂きに行く。先生は元気で、もう
一つのエッセイ原稿をあずかる「岡崎の歴史4」である。
見本誌を送っておいた新聞折り込み配布のタブロイド月刊紙『定年時代』2003
年2月号に『メールマガジンの楽しみ方』紹介記事掲載。(株)新聞編集セン
ター発行 公称150万部。

2月5日、朝日新聞系タブロイド紙、週刊「アサヒタウンズ」
http://www.asahitowns.com/
のインタビューを受ける。77歳の『メールマガジンの楽しみ方』を始めたい
きさつ、異世代間の交流などを聞かれる。2月15日号に掲載予定。
配布エリア 東京多摩25市4町村(練馬区の一部)(木曜・金曜日の朝日新聞 
朝・夕刊に折り込んで配達)部数 335,000部 1部45円
お問い合わせは、
株式会社 アサヒタウンズ
〒190-0012 立川市曙町2-1-1 ルミネ9階
TEL 042−525−4811(代)
FAX 042−526−0073
E-Mail asatan@coral.ocn.ne.jp
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次回、103号は2月20日発行の予定。

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■■■■        劇団文化座第116回公演
■■■□    「遠い花 ―汝が名はピーチ・ブロッサム―」 
■■□□   
■□□□ 原作:葉月奈津・若林尚司著 
□□「ピーチ・ブロッサムへ ―英国貴族軍人が変体仮名で綴る千の恋文―」
 ともに日本で暮らすことを夢みながら、世界大戦によりその夢を阻まれるア
ーサーとまさ。強いられた別離の中で頻りに交される手紙だけが二人の絆をつ
なぐ。──柳行李から偶然に見つかったアーサーの日本語の手紙が証す、二つ
の世界戦争と「家族」の悲劇。 
□□□□ 
□□□□       作=八木柊一郎 演出=鈴木完一郎
出演=佐々木愛、遠藤慎子、有賀ひろみ、阿部敦子、高村尚枝、浅野文代
   伊藤勉、青木和宣、田村智明、鳴海宏明、佐藤哲也、米山実
□□□□ 2003年 4/16(水)〜27(日) 俳優座劇場(六本木)
□□□□        前売り開始 2月17日(月)
http://bunkaza.com/
● 2000年の初演案内より
http://bunkaza.com/history/tooihana/peach2000.html
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書名:岩波アクティブ新書45『メールマガジンの楽しみ方』
著者:原田 勉 定価:本体700円+税 発行日:2002年10月4日
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2003.2.6(木)発行    西東京市・ひばりが丘  原田 勉
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***発行部数 1862 部 ********************ここまで『電子耕』**********