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『電子耕』 *「好まれるメルマガ、継続の条件」 2002.7.1. |
| 『電子耕』*「好まれるメルマガ、継続の条件」 原田勉 2002.7.1 |
| 1、読み手と書き手の双方が楽しめる(双方向性・インタラティブ) メルマガはインターネットの特徴であるコンピュータ間で相互に働きかける双方向性あるいは対話式の伝達機能をもつもの媒体(メディア)である。これが今までの新聞や雑誌(活字メディア)と大きく違うところである。 (1)読み手である「読者の声」に重きをおく。 メルマガは、書き手である編集人が発行するものですが、同時にたくさんの読者自身の雑誌である。アンケートの結果、多くの読者が「声」だけは必ず読んでいる。だから、読者の声をトップにもってくること。投稿したひとの名前で、到着順に掲載する。 (2)書き手(編集者)は必ずコメントをつける。 投稿メールが来るとすぐ返信する。これによって読者と編集者の一体感が生まれる。また、読者同士で交流・討論できるように仕向ける。コラムで、問題提起して、反応が弱ければ、今までの投稿者にいかがですか、と催促する。 2、分かりやすい内容を構成する(コンテンツ) (1)目次(インデックス)を設け、内容がわかるようにする。 とくに読んで貰いたいお知らせも、「読者の声」の後に続くようにする。 (2)目的を明確に、主張・提言を毎回載せる。 第一に自分の考えていることを毎号コラムに載せること。コラムのテーマは毎号変わっても、考え方に一本筋が通っていること。特に、コラムのテーマにふさわしくないと思っていた難病の告白を読んで激励して頂いたことに感謝している。そして、高齢者だけでなく、若い人でもなんらかの障害・病気をもっている人から気安くメールを貰うことがある。これはお互いに励ましあって、病気にたいする自己免疫力を強化し、健康を保つのに有効な働きをする方法だと思う。 (3)内容が具体的でイメージが鮮明に浮かぶもの。 メルマガは基本的にはテキスト形式だから、文章が勝負。できるだけ話言葉で、読んでいて風景や人間の姿などイメージが浮かぶように書きたい。若い人から「中高年の人の書いたものはくどい」とか、長すぎると言われる。活字文化に慣れている者は、つい長くなる。メールは短く、簡潔に、しかも具体的イメージが浮かぶように努めること。 (4)原稿にストーリー性(起承転結)があること。 論文調だとか、固いという批判に対して、短いながら、詩のように書いた文章は好まれる。ストーリー性があることは、起(問題提起)承(本文の展開)転(転換) 結(結論)があること。「読者の声」も同じように、テーマは一つにしぼり、1回の分量は20行以内したい。 3、新鮮な情報を豊富に(情報力)。 (1)驚くような新鮮な情報を提供する。 喜ばれたのは、「たまご事情」、「長寿の秘訣・近況報告」、「健康日記・動脈硬化」など。他のマスコミで得られない情報があることが好まれる条件。 (2)常に情報を集める(新聞・雑誌・書籍・テレビ、研究会など)。 新聞でも大切なことを見落としている。新聞の生活欄や読書欄、小さな記事の中に大事なことがあり、感動する記事もある。健康雑誌も病気専門の月刊誌を読み、メーリングリストでがん治療の最先端情報を得ている。農業情報は、専門誌や専門新聞をみる。専門図書館を利用する。 (3)編集同人・情報協力者を作る(人とのつき合いも双方向性)。 ひとりでは、限界がある。投稿者の中から発行者と異質な人や専門の違う人を編集同人に委託する。それぞれ分野・テーマを決め月に1回くらい寄稿して貰う。 4、編集者・発行人の心構え (1)編集者はお助け役と心得よ。 メルマガの発行人は、コラムの書き手であると同時に編集者。編集者としては、寄稿者の記事の「聞き上手」であり「ほめ上手」という役割が大切。読者に好まれるメルマガにするための助手。そのためには、専門に偏らないで広く総合的に認識すること。それを持続することが大切である。 (2)発行人としては、サポートしてくれるアシスタントを確保する。 若い人は一人でもできますが、パソコンの初心者やシニアの場合は、手助けしてくれる子供や孫、あるいは友人が必要。メルマガの編集やアンケートをとるなどのソフトの利用を知っていて活用してくれる。 (3)締め切りを守り・定期発行する。 読者を大切にする基本的なこと。作り手であると同時に、発行人であるから締め切りは絶対守らなければならない。 *『電子耕』創刊3周年記念日に「読者に好まれるメルマガ」2002.7.1. |
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