板橋マダムス 《第10回》 (1998年12月16日放送)


 貴子(櫻井淳子)の部屋に集まり、土鍋をつつこうとしていた「板橋マダムス」の上から真っ黒な水が滴り落ちてきた。団地の老朽化が進んでいるらしい。住み替えを真剣に考えてしまうマダムスたち。
 そんな折、貴子のダーリン・耕平(高橋克実)が、専務(藤田宗久)のニューヨーク赴任に際して、白金の専務の家が借りられることになったと報告する。「板橋」マダムから「白金」マダムへ、一挙に“昇進”することに胸をときめかせる貴子だった。でも、そんなことは、とてもマダムスの仲間には言い出せない。
 ところが、団地にも、建て替えの話が飛び込んでくる。建設会社の役員・白川一郎(山崎一)が、団地を訪れ、説明会を開きたいと言ってきたのだ。条件抜群の話に飛びつくマダムス。が、どういう訳か、自治会長の美代子(絵沢萌子)は、頑なに反対する。白川は美代子の息子だったのだ。しかし、この機を逃して、転居できるはずのないマダムスは、立替え賛成の署名を集め、貴子は美代子を説得。美代子も諦め、署名に応じる。これで、貴子も、思い残すこともなく、白金へ移れるはずだった。
 だが、ことはそんなにうまく運ばない。新団地の家賃は、なんと、今の2倍であることが判明。マダムスは一転して、建設反対運動を起こす。さらに悪いことに、貴子の転居もばれてしまう。麻美(高樹沙耶)は、突然、貴子に対し冷淡になり、反対運動への参加を拒否する。それは、貴子の決心を鈍らせないための友情の表れであった。
 専務の家に招待を受け、「シャトー・マルゴー」を飲まされる青沼一家。貴子はどうも居心地悪い。お隣の奥様も参加し和やかな晩さんなのだが、どうも違う。その時、隣家から、団地で行われるのと同じクリスマスの子供の遊び声が聞こえてきた。隣家は建設会社の白川の家だったのだ。白川は、板橋の団地で育ち、美代子会長のやり方で育てられた。その習慣が、団地の文化としてこれまで残っていたのだ。そして、団地建て替えは、白川が母・美代子に住んでもらいたかった老人用住宅のコンセプトであることを知らされる。貴子はいたたまれず、その場を飛び出し、団地に向う。
 団地では、白川らとマダムスが向き合っていた。白川の部下が団地の設備に、トラブルを起こすように細工したことが分かったのだが、実際は押され気味のマダムス。そこへ貴子が入ってきた・・・。
 果たして、「板橋マダムス」は解散となるのか、それとも・・・?感動の最終回にご期待を。


青沼貴子 (26)  櫻井淳子
清水麻美 (32)  高樹沙耶
白雪春菜 (23)  辺見えみり
国立真紀 (25)  奥貫薫
花園しほり(29)  宮地雅子
青沼耕平       高橋克実
ひとみ先生(23)  大石 恵
なおこ先生(25)  谷あい
堀之内主任(32)  相島一之
亀山先生 (35)  田口浩正
専     務    藤田宗久
白川一郎       山崎一
相原奈津美(30)  涼風真世
長島店長 (38)  寺脇康文
               ほか


原     案   青沼貴子
         「ママはぽよぽよザウルスがお好き」
                  (婦人生活社)
企     画   清水賢治(フジテレビ)
          瀧山麻土香(フジテレビ)
脚     本   橋本裕志
主  題  歌   福山雅治「Peach!!」
音     楽   佐橋俊彦
挿  入  歌   八反安未果
プロデューサー   関口静夫(共同テレビ)
演     出   河野圭太(共同テレビ)
制     作   フジテレビ
          共同テレビ




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