
プライムタイムの連続ドラマで初主役!
パワフルなマダムス軍団のメンバーとして大活躍!!
初主役にも「地道に役者として長く生きていければいいな・・・」と自然体
『板橋マダムス』で青沼貴子を演じる櫻井淳子
<毎週水曜午後10時放送>
「黙っているといい女なのにって言われてカチンときたこともあったんですけど
(笑)、お嬢様っぽく見られがちな外見をいかに崩せるかが課題ですね」。そんなゼイタクな悩みを抱えているのは、この10月から始まったコメディー『板橋マダムス』(毎週水曜日午後9:00〜9:54)に主演している櫻井淳子。OLたちの痛快な活躍ぶりを描いてヒットした『ショムニ』では、美形を生かして男性社員を手玉にとる魔性の女を演じていたが、今回はおっちょこちょいで底抜けに明るい子持ち主婦の役どころ。しかも、このドラマ、ショムニの主婦バージョンというだけあって、ただものじゃないマダムス5人組が、家庭や子供が通う幼稚園、パート先で続出するトラブルを笑い飛ばして乗り越えていくお話なのだ。
「牛乳パックのシールを集めて懸賞旅行に応募する場面があったんですけど、そのシーンを撮っていて怖かったですよ。4人とも役になりきっていて、すごい顔して牛乳パックと格闘してるんです。パート先のスーパーの調理室では、包丁握ってニワトリの足をガコン、ガコンってすっごい勢いで切っていたり。私自身はのんびりとした性格だから、テンションを上げるのが大変。撮影が続くと、家でポーッとしている時間が長くなるんです(笑)」。
高樹沙耶、辺見えみり、奥貫薫、宮地雅子など共演者に子役たちも加わって、にぎやかさは倍増。マダムスの子供だけでも計6人はいるのだから、舞台裏のトラブルも少なくない。
「この間も本番直前にかくれんぼを始めてしまって、男の子が行方不明になっちゃったんです。みんなで探し回ってようやく見つかったんですけど、洗濯機のわきでニターッと笑って座っていたんですって。撮影は中断するし、いくら頑張って演じても子供たちの笑顔には負けちゃいそうだし・・・」。
高校時代に原宿でスカウトされて、女優デビューしてから7年。プライムタイムの連ドラ初主演という大役を手に入れたものの、「地道に役者として長く生きていければいい」とあくまで慎ましやか。
プライベートでは、この夏、沖縄で念願だったダイビングの免許を取り、外国の海も潜りたいと夢をふくらませるが、結婚もそろそろ気になる年頃。一人暮らしも7年になる。
「家に帰ると、しゃべる相手もいなくて寂しいですよ。今、ハムスターを飼っているんですけれど、海外の仕事などで家を空ける時は人に預けるので、帰宅するとシーンと静まり返っていて、ついテレビのボリュームを上げてしまうんです。特にこのドラマに入ってから、家庭を持ちたくなってきました。にぎやかなのもいいなって。でも、まだ始まったばかりだから、これから中身がどんどん見えてくると、わかりませんね。終わる頃には、当分いいですって言ってるかもしれない(笑)」
ドラマのために”お嬢様顔”は崩しても、結婚の夢は壊さないで――と言いたいところだが、たぶん大丈夫。だって、このコメディーは主婦たちへの応援歌とか。世の夫族にはちょっぴり恐ろしいかもしれないけれど……。
<櫻井淳子プロフィール>
さくらい・あつこ 昭和48年1月5日、埼玉県生まれ。高校卒業後の平成3年、
「葡萄が目にしみる」でドラマデビュー。洋酒のCMで注目を浴び、平成5年の昼の連続ドラマ「誘惑の夏」のヒロインに抜擢される。ほかに「カミングホーム」「私、味方です」「恋人よ」「ショムニ」などのドラマに出演。映画では「大病人」「ミン
ボーの女」などがある。
1998年11月9日発行「ひと押しNo.98-32」 フジテレビ広報部

