百四歳翁の恵 104歳の農業経済学者・近藤康男の3世紀
21世紀もよろしくお願いします。
2002年11月12日、自宅にて 撮影:「週刊朝日」広瀬明代さん
マスコミ・他の皆さんへ

近藤先生は現在自宅静養中でインタビュー・面会はできません。
詳しくは農文協図書館へお問い合わせください。

2003年.9月8日  近藤康男秘書 原田勉

近藤康男中国訪問アルバム(1957〜1978)
近藤康男先生のインタビューが、
2002/12/3(火)発売「週刊朝日」12月13日号の
「語るには若すぎる」コーナーに掲載されています。

---老いて初めて見える風景がある。
古希を超えた各界の先達たちが、闊達に語る。
「語るには若すぎますが」と前置きして。---

連載第46回 近藤康男
「104歳。長寿の友は26歳年下 不戦と食糧自給は譲れない」
構成:週刊朝日・古舘謙二記者 撮影:広瀬明代カメラマン
pp.108-109見開き2ページ

是非ご覧下さい。

農文協では2002年11月29日、近藤康男氏が
昭和22年から55年にわたり理事を勤められたことに対しての感謝状を贈った。


『農村と都市をむすぶ』他寄稿 

「想い出エッセイ」

 2002年、百三歳になられた、近藤康男先生が書かれた「想い出エッセイ」です。
 1899年生まれで、3世紀を生きた先生が現在もお元気で農文協図書館に通勤し、
執筆活動を続けられていること自体が希な事です。
先生にあやかって老いても一日一日を楽しく暮らしましょう。
 (農文協図書館 秘書 原田勉2003.7.更新

<長寿の秘訣>寝つきがよくなる「全身指圧法」

2002.3.29.ニュース
近藤康男博士・チューネン博物館名誉総裁となる



「3世紀を生きて ますます元気な近藤康男博士」
2000/11 撮影:橋本紘二


近藤康男の本と歴史(農文協版)

近藤康男先生21世紀第一作
2001/5/15発売

『近藤康男 三世紀を生きて』完成に当たって  原田 勉

「農業経済学者近藤康男はこの百年を如何に生きたか」 
 私は10年まえから、近藤康男の評伝著述を計画し、聞書きを始めた。その主題は「20世紀とはどんな時代であったか、その中で近藤康男は如何に生きたか」ということである。
 先ず、戦争と革命の時代という20世紀の時代区分をして社会・経済的出来事を年表にして準備した。それを基に時代背景を解説しながら、その中に近藤康男の生活と言動を組み込むという方式である。第1章は大体これでまとめた。しかし、近藤先生の意見で、「直接近藤に関連しないことまで広げすぎると解説にスペースをとりすぎる」と、第2章以下は時代背景の解説を最小限にした。それでも、昭和恐慌のときの活動は、戦中はいかに生き、敗戦・占領下で何を感じたか、MSA協定のあと、列島改造論の時代はどう対応したかを明かにした。
 昨年7月から『農村と都市をむすぶ』誌に連載した「三世紀を生きて」の記事は梶井功編集代表の助けを受けて聞書き部分が充実された。それ以外に近藤先生自身が追加著述された部分も含めて、私だけで構想したものより豊富になった。先生は多くの人の協力によって出来上がったのだから、近藤編著にとの申し入れがあったが、基本は近藤康男自らの著作であるから、著者はそのままとし、編集協力に梶井功・原田勉を付記した。
私の著述の評伝構想は崩れた。死後の評伝では無く、102歳の現役という立場での自著となって完成したということで私は満足している。
 なぜなら当初設定した主題「20世紀とはどんな時代であったか、その中で近藤康男は如何に生きたか」ということは貫徹されたからである。 
私は今からおよそ70年前までの事しか実感がなかった。それがこの著述を通して「20世紀とはどんな時代だったか」を一人の学者の生き方を通じて知ることができた。(2001年5月1日)


新刊『近藤康男 三世紀を生きて』ご案内

 かねてから近藤康男の長寿について、ご関心頂いておりますが、このたび102歳で自ら著述した下記の書籍が5月15日に完成いたしますのでお知らせいたします。
 この内容は、次の「まえがき・目次」にありますように、日清・日露戦争の時代から現代まで三世紀にわたる出来事を整理し、忘れ難い事項を中心にもう一度書き直し、感想を述べたものです。102歳の年齢で、このような本が完成したこと自体が希な例だと思いご紹介します。
 書名 『近藤康男 三世紀を生きて』
著者  近藤康男(こんどう やすお)
 発行年月日 2001年5月15日
 定価  2,800円(税込み、送料別)
 発行所 社団法人 農山漁村文化協会
 

取扱:〒100-0004 東京都千代田区大手町1−8−3JAビル 地下1階
農業書センター

営業時間 平日9:00〜18:00 土曜9:00〜12:00 日曜・祝祭日はお休み
●土曜日は休む場合もございます。ご来店の際はお電話でご確認ください。

ご来店の他、お電話、でのご注文も承っております。

TEL:03-3245-7647  FAX:03-3270-2800(24時間受付)


近藤康男先生は2001年1月1日の誕生日で満102歳になられました。
1899年生まれですから、3世紀にわたって生きてこられたことになります。
それを記念して、グラビア特集をくみました。
なお、理事長をしておられる農文協図書館では、待望の近藤康男文庫(約1万3千点)の検索を始めました。併せてご覧下さい。

三世紀を生きて
ますます元気な近藤康男博士

 近藤先生は1899年(明治32年)1月1日に愛知県の、今は岡崎市に編入された農村に生まれた。明治・大正・昭和・平成という動乱の二十世紀を、農民の立場に立つ農業経済学者として日本の農村の実状をつぶさに見てこられた生き証人である。
 1925年(大正14年)東京帝国大学農学部を卒業後、母校で農業問題研究に取り組み、32年には「わが国において、マルクス経済学の立場から書かれた最初の農業経済学書」と評価された『農業経済論―資本主義と農業』を刊行。続いて『協同組合原論』『転換期の農業問題』などで、わが国農業の発展を阻害しているのは地主的土地所有であるとし、土地を耕作農民へと訴えて、学会・政界に大きな波紋を投げかけた。
 そのため、第二次世界大戦末期に東京帝国大学を追放されたが、戦後は復職し、農地改革では小作人の側に立って年来の主張を現実の農政に活かした。単行本『貧しさからの解放』では農村民主化のために編集の中心となり、自らも健筆をふるった。1959年東大では勿論、定年後も武蔵大学で、多くの研究学徒を育てた。刊行された著作は50点余りで、その偉大な学問的業績は農業・農学関係者は知らない者はないといってよい。
しかも100歳を越えてなお読書と執筆を続け、農文協だけでなく、全農林「農林行政を考える会」、農林統計協会などいくつかの団体の役職を勤める日本農業経済学会の最年長会員である。



雑誌『現代農業』2001年1月号グラビアから


農文協図書館玄関前で通勤姿の近藤康男理事長
2000/11 撮影:橋本紘二

グラビアその2へ



木片2000年版『総目次』へ



2002年11月12日、先生のご自宅にて 撮影:「週刊朝日」広瀬明代さん
管理人(左側) 原田 勉 略歴>

1925年 熊本県天草生まれ、1948年東京農林専門学校
日本農業新聞をへて1949年から(社)農山漁村文化協会に勤務
雑誌編集・映画スライド製作・普及・出版製作をへて理事となり、
1988年から農文協図書館常務理事、2001年理事
主な作品、映画「野菜の値段のからくり」(キネマ旬報1972文化映画ベスト5)
・書籍「評伝・岩渕直助」 「メールマガジンの楽しみ方」
1999年近藤康男「七十歳からの人生」解説・写真・編集担当
山崎農業研究所 図書出版顧問
劇団文化座 友の会副会長(退任)



103歳の農業経済学者・近藤康男の3世紀




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